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犬の熱中症サインに要注意!初期症状や見分け方、予防対策までを徹底解説
2026/06/18
治療方針、その他

夏の暑さは犬にとって危険ですが、実は明らかな熱中症だけでなく、日常で徐々に進行する「隠れ熱中症」にも注意が必要です。愛犬に「なんとなくしんどそう」「少しの運動でハァハァしている」などのサインが見られたら、体内に熱がこもっている証拠かもしれません。


本記事では、熱中症の初期症状や見分け方、応急処置方法に加えて環境づくりのポイント、東洋医学でできることについて詳しく解説します。


愛犬の熱中症を防ぎ、暑い夏のストレス負担を軽減するためにも、飼い主ができることをチェックしておきましょう。


犬の熱中症の初期症状と危険サイン|応急処置方法を覚えておこう

犬の熱中症には、気づかないうちに進行する「隠れ熱中症」が日常的によく見られます。愛犬の命を守るためにも、見落としがちな初期症状や危険サインを見極めることが大切です。


まずは、注意すべき症状や様子と、対処法を確認しておきましょう。


見落としてはいけない初期症状と危険サイン

犬は人間よりも暑さに弱いため、室内の軽い暑さや水分不足で徐々に熱中症が進行していることがあります。「隠れ熱中症」を見逃さないようにするためにも、以下のサインを覚えておきましょう。


通常よりも早いパンティング

ヨダレの量が多い

・なんとなくしんどそうにしている

体が熱い

心拍数が早い


また、以下の状態は熱中症が重症化している恐れがあります。すぐに動物病院を受診しましょう。


ぐったりしている

・口の中や舌の色が青紫色になっている

嘔吐や下痢をしている


軽度の熱中症ですぐに回復したとしても、体の中では炎症や障害が残っていて後遺症につながるケースは少なくありません。たとえ回復したとしても、熱中症の症状が見られたら獣医師に相談することをおすすめします。


応急処置方法と注意点

愛犬に熱中症の症状が見られたら、その場ですぐにできる応急処置も重要です。まずは体を冷やし、水を飲むようであれば水をあげましょう。水をあげても飲まない場合は、無理に与える必要はありません。


自宅にいる場合は、エアコンが効いた涼しい場所に移動させ、水で濡らしたタオルや氷のうなどで頭・首筋・脇の下・お腹・内ももを冷やしてあげましょう。ただし、体が冷えすぎると逆効果になってしまうため、冷やしすぎには注意が必要です。


外出中の場合は、日陰で涼しい場所に移動させてから体を冷やしてあげましょう。氷がなければ水を含ませたタオルを犬に巻いたり、風を送ったりするのも効果的です。


参考:公益社団法人 日本動物愛護協会「犬や猫の熱中症について知ってください」


特に気をつけたい犬の特徴

どの犬にも起こる可能性のある熱中症ですが、特に気をつけたい子の特徴を覚えておくと、普段から予防しやすくなります。


短毛種や子犬、シニア犬はもちろんですが、「熱がこもりやすい子」は隠れ熱中症に注意が必要です。


・普段から少し動くとハァハァする

・少し動くと体が赤く、熱くなる

・夜になるとハァハァしたり、呼吸が早くなったりする


涼しい時間帯に少し散歩に行っただけでも、「なんとなく元気がない」「寝てばかりいる」と感じるのであれば、血液検査をしてみるのもよいでしょう。結果を見ると、炎症の数値(CRP)が大幅に上がっていることもあります。


気づかないうちに現れる熱の症状や隠れ熱中症は意外と多く、原因がわからないうちに悪化していくことも少なくありません。漢方薬治療などで体質改善を目指すことが、隠れ熱中症に加え、今後の大きな病気の予防につながります。


日常生活でできる犬の熱中症対策|留守番やお出かけ時の注意点

犬の熱中症を防ぐするには、日頃の環境づくりが重要です。暑さが厳しい夏の散歩時間やお留守番時のエアコンの温度管理、車で外出する際の注意点などを把握しておきましょう。


ここでは、飼い主さんがすぐに実践できる具体的な予防対策を解説します。


暑い時期の散歩に適した時間帯は?

夏の暑い時期になると、気温が高くアスファルトが熱くなっている時間帯が長くなります。暑い日の散歩は、愛犬の体の負担を抑えるためにも、以下の時間帯の散歩がおすすめです。


・日の出前(早朝4時〜6時頃)

・日没後(20時以降)


日没後の散歩は、アスファルトが冷めていない可能性があるため、必ず地面の温度を確認するようにしましょう。


留守番時の不安を解消するためにできること

犬にとって快適な温度は23〜26度で、湿度は50〜60%が目安です。住んでいる地域や犬種によって異なりますが、留守番をさせる際は「室温23〜26度」を保てるようにしておきましょう。


また、普段過ごす場所に加えて涼める場所を一部に作っておき、犬が自分で体温調節できる環境を整えておくことをおすすめします。


快適に過ごせる温度は個体差があるため、普段から様子をよく見ておき、その子に合った設定温度にしておくことが大切です。


参考:公益社団法人 日本動物愛護協会「犬や猫の熱中症について知ってください」


夏のお出かけ時の注意点

夏に愛犬を連れて車で出かける際はエアコンをしっかりとかけ、こまめに犬の様子を確認し、水を与えてあげましょう。窓を開けて人間は涼しいと感じていたとしても、犬にとっては気温が高く、熱中症になってしまう可能性があります。


また、夏の車内に愛犬を置いて離れるのは大変危険です。「犬が暑がっている様子はないか」「水分をしっかりととれているか」、言葉で伝えることができないからこそ、飼い主がしっかりと確認してあげることが大切です。


東洋医学で愛犬の熱中症を防ぐ!体質に合わせた夏の体調管理のポイント


クールグッズなどの暑さ対策は重要ですが、それだけでは犬の熱中症に対して根本的な解決にはならないことがあります。実は、その子の体質によっては熱中症に弱く、漢方薬による体質改善が効果的なケースも珍しくありません。


東洋医学の視点から、夏の暑さに負けない体づくりのポイントを見ていきましょう。


熱中症に弱い体質かどうかを見極める

寒さは苦手だけど暑さは平気、という子は問題ないことが多いです。一方で、単純に暑さに弱く寒さに強い子(陽、あるいは熱が強い子)だけでなく、寒さも暑さも苦手な子は、熱がこもりやすい体質で、「隠れ熱中症」に陥りやすい傾向があります。


このような熱がこもりやすい子は、普段から水をあまり飲まないことが多く、気づかないうちに重篤な状態に陥るケースも少なくありません。


漢方薬では、その子の体質を見極めて必要な治療を行うことができます。まずは熱中症に弱い体質かどうかを見極め、その子に合った漢方薬治療で体質改善を目指し、熱中症を予防しましょう。


環境を整える以外で飼い主ができること

夏の暑さが辛そうな子は、クールマットを使用したり散歩時にクールベストを着用したりなど、環境を整えてあげるのが効果的です。ただし、それだけでは根本的な解決にはなりません。


夏の暑さで体調を崩すことが多いのであれば、暑さに対する対症療法だけでなく、漢方薬で体質を整えてあげることが大切です。漢方薬治療で目指す体質改善は、熱中症の予防だけでなく、愛犬のこれからのQOLの維持、向上にもつながります。


犬 the 熱中症に関してよくある質問


Q1.夏の暑さで散歩の時間が短くなってしまっています…。室内でできる運動不足やストレス解消方法はありますか?

室内でできるボール遊び・宝探しなどがおすすめです。単純に体を動かすのが好きな子、かしこくて頭を使うのが好きな子など様々なので、その子に合わせた遊びを選んであげると良いでしょう。


Q2.水をあまり飲まない子なのですが、熱中症予防のために上上手水分補給をさせるコツはありますか?

水をあまり飲まない子の場合、飲ませすぎてもそのままおしっこに出てしまいます。そのため、スープや煮汁、食事の時にお湯でふやかすなどの工夫で、定期的に与えたりするくらいで問題ありません。


Q3.夏バテやエアコンによる冷え対策として漢方は有効ですか?

はい、有効です。体の「冷え」や「熱」に対する治療は、西洋医学ではできないため、漢方薬でケアする方が効果的といえます。「対症療法だけでは効果を感じられない」「治療して検査に問題なくても、夏の時期はいつもなんとなくしんどそう」という場合は、一度相談することをおすすめします。


まとめ|早めの対策と日常ケアで愛犬を熱中症から守ろう!

犬の熱中症は、命に関わる危険な状態だけでなく、日常に潜む「隠れ熱中症」への早期対策が重要です。愛犬の熱中症初期症状や危険なサインと見逃さず、万が一の応急処置や環境づくりのポイントを押さえておきましょう。


また、夏に体調を崩しやすい子は対症療法だけでなく、漢方薬を取り入れた体質改善を行うのがおすすめです。漢方薬による体質改善は、熱中症や夏バテの予防にもつながります。


大切な愛犬が暑い夏を乗り切れるよう、日頃のケアと東洋医学の体質改善をいかして、健康で快適な毎日を守ってあげましょう。


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